ポジティブ思考が100%良いわけではない。

こんにちは。
心と体の問題を自律神経と心理学の観点から改善する
鍼灸整体院 枚方なぎら堂 院長の城地です。

いつも当院のブログを読んで頂きありがとうございます。

今回は体と心のお話。

ポジティブ思考がイイ?


先日のことですが、当院に来られている患者さんとの会話で、
考え方の話になりました。

内容は、
「ポジティブに物事を考えないといけないのに、ネガティブに考えてしまうのが嫌!」
ということでした。

よく聞く話だと思います。

個人的には、「ポジティブもネガティブもバランスが大切」
と私は考えています。



なぜか?
人の感情が健康に強く関係しているからです。

東洋医学的にも、
怖がり過ぎると腎を傷める
悲しみ過ぎると肺を傷める
などの言葉があるように、
喜怒哀楽といった感情が体に関係している
ということを教えてくれています。


ここで、ポジティブ思考について考えた時。
何が何でもポジティブに考えることは、
自分の感情に嘘をついていることになる。

それって、自分自身を虐めていることになりませんか?
それが続くと、心はとても辛くなります。
そして、そのストレスが体に影響し、
自律神経も乱れ、体の不調をきたします。

ではどうしたらいいか?

当院でおススメしているのが、一度受け入れるということです。
ネガティブな感情も一度受け入れてみる。



良い、悪いではなくて
そういう感情が自分にも湧くんだなと受け入れてみる。

そして、その後どういう判断をするかを選択する。

ということです。

今日は、何が言いたいかというと、
ネガティブもポジティブも良い悪いはない。
自分自身のネガティブを裁くのではなく
受け入れるということを
まずやってみて下さい。
ということです。

よかったら参考にしてみて下さい。
2022/08/01こころのお話,からだのお話

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