5月病とふらつき。

こんにちは。いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
大阪の自律神経専門鍼灸整体院  枚方なぎら堂院長の城地です。

このブログを書いているのは2021年の5月です。
季節の変わり目や特定の時期に多くの人が体調不良を訴える代表に5月病というのがあります。
今年は特にコロナ禍と緊急事態宣言などの影響でステイホームと言われ、屋内で過ごしている方も多いのではないでしょうか?
そのためか、目の疲れやふらつきを訴える人が多い気がしています。
本日は整体観から見た五月病とふらつき、目の疲れについてお伝えします^ ^

そもそも5月病とは?

5月病って言うと多くの方は一度は耳にしたことはあると思います。 この五月病は医療的な病名ではなく、新年度を新しい環境で迎えた方がストレスが多くかかり、 5月ごろに気分の落ち込みや体調が思わしくないことが多くなると言うことで5月病と言うみたいです。 病名を当てると適応障害、うつ病、パーソナリティー障害、パニック障害、不眠症といったところでしょうか。

整体的にみると

さてこの五月病、整体観から見るととても納得がいくものです。 人のからだは自然界に影響を受けてその環境に適応しようとします。 その一環として、春から夏にかけては人の骨盤は開こうとしていきます。 そのため、骨盤の中の圧力が少し抜けることになり、腹に力が入りにくくなるといった現象が起きます。 お腹に力が入らない時、それでも活動しないと生活できないので、 倒れないように体を緊張して保とうとします。 その結果、首肩回りが緊張する為頭部への血液などの循環が悪くなり それが、ストレスなども加わることで調子が悪くなります。 特に最近では、自宅で仕事も増えているために目が疲れやすく それが頭部の緊張をさらに促し、ふらつきなどの症状が出てきます。 ③自分で出来るケア では、倦怠感やふらつき、眼精疲労、気分の抑うつといった症状が出たらどうしたらいいでしょうか? 当院では、頭が緊張することで熱がこもることから、頭部が緊張している状態を頭部内熱と呼んでいます。 そして、ポイントはこの頭部内熱を除去することにあります。 そのためには からだを動かすこと よくおしゃべりすること おでこを冷やすこと 鼻で呼吸すること などがあります。 当院に来られている方にも、これらのことはお伝えさせて頂いておりますが、 実行されている方は症状も早く改善しています。 よかったら試してみて下さい。 1回1回はそれほど効果がわからなくても、継続することでいつのまにか改善されているはずです。 それでも症状がとれないという方は、原因が他にあるかもしれませんので お気軽にご相談下さい。
2021/05/14コラム

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