こんにちは。
心と体の問題を自律神経と心理学の観点から改善する
鍼灸整体院 枚方なぎら堂 院長の城地です。
いつも当院のブログを読んで頂きありがとうございます。
先日、免疫力とか自律神経って言われて
何となく分かるけど、実際にどういう風になっているのかが
分からないという意見をいただいたので、
何回かに分けてブログにしてみようと思います。
今回は、免疫と自律神経の関係です。
少し、大きい視点での見方になりますが、
人が地球の環境で生きている条件の1つにホメオスタシス
というものがあります。
ホメオスタシス(恒常性)とは、自然環境が変化しても
体の中の状態を一定の範囲内で維持するシステムのこと。
例えば、人の体温
だいたい36℃前後で保たれています。
35℃以下になったり、37℃以上になると
体は不調になって元に戻そうとしますよね。
あとは、血圧やら体液の濃度やら
いろいろ一定の範囲内で保たれています。
その範囲から逸脱すると病気のリスクがあるので、
医療機関では薬を処方したりもしますよね。
このホメオスタシスを維持している仕組が
①自律神経系
②内分泌系
③免疫系
になります。
そして、この3つの仕組みのうち
自律神経系が司令塔として
内分泌系や免疫系の働きを調整しています。
では、表題にもある免疫系ですが、
働きとしては、病気から体を守るという働きがあります。
免疫は、対外からの侵入者であるウィルスや細菌を退治してくれたり
体内で出来たがん細胞や不要な物質を処理します。
そのおかげで、人は元気に健康でいられるのですね。
そして、免疫細胞にもいろいろな種類があり、
自律神経の中の交感神経が亢進すると増える免疫細胞
逆に副交感神経が亢進すると増える免疫細胞があります。
(詳しくは別のブログで)
増えすぎて体にマイナスの作用する場合もあるので
やっぱり適度に増える方がいいです。
つまりは、自律神経もオンとオフが必要ということです。
まとめると
体を異物から守る免疫細胞。
その免疫細胞も自律神経によってコントロールされています。
なので、免疫力を高めることと自律神経が整うように
生活リズムをよくすることは同じことと考えても差し支えないです。
よかったら参考にしてみて下さい。